お知らせ

Instagramに投稿するばかりで
こちらへの投稿がかなりご無沙汰になっておりました。

この春から、息子くんも保育園に行くようになりました。
2歳のおたんじょうびから慣らし保育が始まり、無事に一週間通うことができました!
今朝、半べそをかきながらもわたしにバイバイと手を振ることができました。
その姿を見て、わたしもまた半べそになっていました。。
がんばった一週間でした。

息子くんが生まれてから、実際にはお腹に来てくれてからは個人の活動もかなり抑え、ほとんど活動をしていませんでした。
コロナ禍であったことももちろんあります。

丸2年ほど、こうしてゆっくりと息子くんとも過ごして、娘ちゃん、息子くんの成長をわたしなりに見つめられていたように思います。
そのことで二人から得たものはとても尊いものになっています。
助産師としての仕事も相談業務ばかりになっていますが、二人のおかげで常にキャリアは積むことができていると思います。
とても仕事に活かせているなと感じています。

少しずつ個人での活動も再開をします。
おっぱいのケア、抱っこやおんぶのご相談、お手当てとご要望をいただきましたら、出向きたいと思います。
お手当ても、子どもたち、夫にもずっと続けていることになります。
またわたしも夫から受けて、日々癒されてきました。
改めて、お手当ての良さを体感した日々だったとも思います。

いつも夫に、仕事のことやモヤモヤしていること、不安に思っていることなどを聞いてもらっています。
受け止めてもらって、意見をもらったり一緒に考えてもらったりと
いつもとてもよくサポートをしてもらっています。
息子くんも大きくなってきて、家で仕事をするのもだんだん難しくなっていました。
なので夫の計らいのおかげで、ここまでこられたように思います。
本当にいつもどうもありがとう。

ベビーカレンダーでの相談業務も、始めてからまる8年を迎えました。
相談件数はトータルで5万件は超えています。

コロナ禍であったこと、また海外ですぐに相談をすることができない方など、
このサイトがあったことで、少しでもおかあさんが笑顔になれるようなお手伝いを
わたしなりにさせてもらえたのではと思っています。
わたしだからできたこともあるかもしれません。
こうして続けられているのも家族の協力のおかげだと思います。

何度もやりとりを重ねていくことで、
直接会ったことはないおかあさんなのに、関係ができていくように感じられる瞬間もあり
うれしくなることもあります。
また限界を感じることもあったり、なかなか思いをうまく伝えきれないこともありました。
しかしこうして日々、いただいたご相談にお返事をさせていただいていることを誇りに思いたいと思います。

仕事が家でするばかりなため、なかなか家族以外の大人と話をする機会も減っていました。
それだけにお買い物に行ってレジの方や子ども連れで出かけた先で、声をかけていただいたことがとてもうれしかったこともありました。
保育園で、同じクラスの親御さん、先生とのやりとりもありがたく感じました。
これからは、もっと色々な方との関わりをまた増やしていきたいと思っています。

もちろん、まだ小さな子どもたちを抱えての活動再開になりますので、ご相談をさせていただくこともあるかもしれません。
しかし以前よりもさらにパワーアップをして、もっとおかあさんや赤ちゃんが心地よく過ごしていただけるような関わりをさせていただけるように思います。
どうぞよろしくお願いいたします。

卒乳

前回の投稿からすでに半年が過ぎてしまいました。
また長らく放置にしていました。

その後生活はいろいろ変化しました。
まず大きなことは娘の授乳を終えたこと、そして引越し、他にもいろいろとあるのですが、今回は娘の授乳を終えたことを綴りたいと思います。

娘を産んでから、おっぱいをちょこちょこあげ続けてきました。
飲んでもらうこと、飲んでくれること、娘からすると飲むこと、おっぱいがあることはそれぞれ当たり前のことになっていました。求められれば、すぐにあげてきました。
娘の体がどんどん大きくなって、おしゃべりをするようになっても飲んでくれている姿、飲みながら眠りにつく様子はとてもかわいく、愛おしく感じていました。

前回の投稿にも書いていましたが、特にやめるきっかけもないままに続けていたのですが、わたしの身体の変化もあり、だんだん授乳をすることが苦痛になってきた時期がありました。
授乳回数は減っていたのですが、娘にも授乳のたびに「そろそろ、おっぱいを終わりにしようか?さよならしようよ〜」などと話しかけていました。
娘にするとストレスになっていたこともあると思います。
そしてとうとう、娘があるとき乳首を噛んできました。わたしももうおっぱいをやめたい!という気持ちでいっぱいだったこともあり、「もうおしまい!おっぱいはないよ!」と言い放って終わりにしてしまいました。

数日、授乳をすることなく過ぎた頃、娘に何も心の準備もないままに終わりにしてしまったことを悔やむ気持ちが出てきました。
二人で一緒にお風呂に入っている時に、「もうぱいぱい終わりにしたけど、ちゃんとばいばいしようか?ありがとう、ばいばいってできるかな?」と声をかけて、娘は笑顔でありがとう、ばいばいをおっぱいに向かってしました。

その後引越しをし、バタバタしているところ、意識的にスキンシップの機会を増やすように意識はしていましたが、娘の指しゃぶりをする様子が目立つようになりました。
すぐにおっぱいを終わりにしてしまったことが原因ではないかと思いました。
やはり無理くり終わりにしてしまったことが大きく影響しているのだろうなと、悶々とするようになりました。。

いつも仕事でこのような相談を受けて、お返事をさせてもらったり、助産院でもいろいろな卒乳のお話を聞いていました。しかし、いざ自分のこととなる娘にどんな影響を与えてしまったのか、どのように娘に関わっていくのが良いのかわからなくなります。

そこで娘が通っている未就園児のクラスの先生に思い切って相談をしました。
すると先生は、「きっと終わりにするタイミングとしてはその時だったのだと思います。〇〇ちゃんにとっては大きなステップアップの時だったから、どうしても痛みは伴うもの。それは子どもだけでじゃなく、親にとっても痛みを伴うことがあります。おっぱいをもらえていた時には、温もりも一緒にもらっていました。その温もりを感じられるように、『おっぱいはなくなったけれど、おっぱいが欲しくなった時にはぎゅーっとするよ!』と伝えてぎゅーっとハグをしてあげるといいですよ。」とこの事以外にもお話してくださいました。

先生の言葉がとても響いて、泣きそうになっていました。
そして先生の言葉から、ハグなどのスキンシップを増やしてはいたけれど、娘にあえてわかりやすく言葉にして伝えてみるとよかったのだと思いました。そうすると娘もおっぱいはもらえないけれど、ハグをしてもらうことはできると思ってもらえるようになります。
早速言葉にして伝えていきました。

一緒にお風呂に入ると、おっぱいに視線がいっているなと思うと同時に抱っこを求めてくるようになりました。
お風呂の時に座っての抱っこが定番になってきました。

こうしてわたしと娘のおっぱい生活は終わりを迎えていきました。
少しイメージをしていたのとは違う形での終わり方だったかもしれないのですが、このように終わりを迎えられたことは、わたしにとってとても大きな学びになりました。
娘もよくがんばってくれたと思います。

2年と約10か月、わたしのおっぱいお疲れさまでした。
そして娘にもどうもありがとう。

ごあいさつとおむつなし育児

2021年がはじまってひと月以上経ち、大変遅くなってしまいましたが、

本年もどうぞよろしくお願いいたします。
コロナ禍であり、どこにも行かずに親子三人でゆっくりと迎えた新年でした。
今年はいったいどんな年になるのかな、いろいろと変化のある年になりそうな、そんな予感を感じながら毎日過ごしています。
今年は無理をしないで、毎日を楽しみつつ、元気に過ごしていきたいと思います。


タイトルのおむつなし育児について
我が家では、娘が生まれた時から細々とゆるくですが、おむつなし育児をやっていました。
夜とお出かけ以外は布おむつにしていました。
経済的なこととゴミの量が全然違うこと(昔、歌手のUAがツバルの島のことを話していて、ゴミになった大量の紙オムツが島に流れ着いていたと伝えてくれていたことが、印象に残っていて紙オムツのゴミを少しでも減らせられたらと思っていたこともありました)
おむつなし育児に妊娠前からとても興味を持っていたこともあり実践していました。

自分の余裕のある時にだけ、1歳半ぐらいからおむつをはずしてお家の中で過ごす時間を持つようにしてみたり、おまるに誘って排泄ができたら思いっきり褒め称てとゆるゆるしていました。

今は2歳1か月になりますが、2歳ぐらいからおむつを自ら外して、おむつをはずして家の中で過ごすようになってきました。そしておまるに自分から座って排泄をするようになっていました。おまるに排泄したものを一緒にトイレに持って行き、流してバイバイをして、手を洗うところまで毎回毎回重ねていきました。
おねえさんパンツを履かせてあげるとおむつと混同してしまうのかどうしても漏らしてしまうことを繰り返していました。
おねえさんパンツをあまり積極的には履かせずに、家の中ではほぼおむつをつけないで過ごしている状態になり、おむつの登場がお出かけと寝るときだけになってきました。
するとある時自分からおねえさんパンツを少し履いてみたり、すぐに脱いだりをし始めました。そして履いていたパンツを脱いでおまるに座っている(何もしていなかった)ことがありました。

これは、もしかしたら、おねえさんパンツで過ごしてみても漏らさないでおまるでできるのかもしれないと思いました。

試しに朝からおねえさんパンツを履いてもらってみて、「ちっちは、おまるだよ。これで(パンツ)ちっちをしたら濡れちゃうからね」と伝えました。

すると「ちっち!」と叫んでパンツを下ろしてもらいたいようで一緒におまるに誘ってくれるようになりました。(まだ遊びに夢中になっている時には漏らしてしまいます。)少し離れて見守っていると

「ちっち出た!」 「うんち出た!」と教えてくれます。そして毎回必ずうれしそうに出たものを見せてくれます。出たことを教えてくれたり、持ってきて見せてくれるこのやりとりもわたしの中では面白いものになっています。
おむつなし育児は赤ちゃんとのコミュニケーションであると言われますが、改めてそうだなぁと思いながら楽しませてもらっています。

いつの間にか誘わなくても自分からおまるに座り、だんだんパンツとおむつの違いもわかるようになってきて、少しずつ段階をおってできるようになっていく姿を見せてもらえていることがとてもうれしく思います。

こうして人はおむつ以外のところで排泄をしていくようになるんだなぁと思います。
わたしも昔こういうことを繰り返しながら、トイレに行けるようになったんだなぁと思います。

子どもと一緒にいることはとても大変なことも多いけれど、自分がすでに当たり前にしていることを獲得するまでの流れ、その姿をすぐそばで見て行けることはとてしあわせなことのように思いました。

赤ちゃん感はすっかりとなくなってきてしまい、寂しい気持ちはあるのですが、少しずつ色々なことを獲得して行っている姿をそばで見ていられていることを心の中の蓄えとして大切にしていきたいと思います。

IMG_3565.jpg