ごあいさつとおむつなし育児

2021年がはじまってひと月以上経ち、大変遅くなってしまいましたが、

本年もどうぞよろしくお願いいたします。
コロナ禍であり、どこにも行かずに親子三人でゆっくりと迎えた新年でした。
今年はいったいどんな年になるのかな、いろいろと変化のある年になりそうな、そんな予感を感じながら毎日過ごしています。
今年は無理をしないで、毎日を楽しみつつ、元気に過ごしていきたいと思います。


タイトルのおむつなし育児について
我が家では、娘が生まれた時から細々とゆるくですが、おむつなし育児をやっていました。
夜とお出かけ以外は布おむつにしていました。
経済的なこととゴミの量が全然違うこと(昔、歌手のUAがツバルの島のことを話していて、ゴミになった大量の紙オムツが島に流れ着いていたと伝えてくれていたことが、印象に残っていて紙オムツのゴミを少しでも減らせられたらと思っていたこともありました)
おむつなし育児に妊娠前からとても興味を持っていたこともあり実践していました。

自分の余裕のある時にだけ、1歳半ぐらいからおむつをはずしてお家の中で過ごす時間を持つようにしてみたり、おまるに誘って排泄ができたら思いっきり褒め称てとゆるゆるしていました。

今は2歳1か月になりますが、2歳ぐらいからおむつを自ら外して、おむつをはずして家の中で過ごすようになってきました。そしておまるに自分から座って排泄をするようになっていました。おまるに排泄したものを一緒にトイレに持って行き、流してバイバイをして、手を洗うところまで毎回毎回重ねていきました。
おねえさんパンツを履かせてあげるとおむつと混同してしまうのかどうしても漏らしてしまうことを繰り返していました。
おねえさんパンツをあまり積極的には履かせずに、家の中ではほぼおむつをつけないで過ごしている状態になり、おむつの登場がお出かけと寝るときだけになってきました。
するとある時自分からおねえさんパンツを少し履いてみたり、すぐに脱いだりをし始めました。そして履いていたパンツを脱いでおまるに座っている(何もしていなかった)ことがありました。

これは、もしかしたら、おねえさんパンツで過ごしてみても漏らさないでおまるでできるのかもしれないと思いました。

試しに朝からおねえさんパンツを履いてもらってみて、「ちっちは、おまるだよ。これで(パンツ)ちっちをしたら濡れちゃうからね」と伝えました。

すると「ちっち!」と叫んでパンツを下ろしてもらいたいようで一緒におまるに誘ってくれるようになりました。(まだ遊びに夢中になっている時には漏らしてしまいます。)少し離れて見守っていると

「ちっち出た!」 「うんち出た!」と教えてくれます。そして毎回必ずうれしそうに出たものを見せてくれます。出たことを教えてくれたり、持ってきて見せてくれるこのやりとりもわたしの中では面白いものになっています。
おむつなし育児は赤ちゃんとのコミュニケーションであると言われますが、改めてそうだなぁと思いながら楽しませてもらっています。

いつの間にか誘わなくても自分からおまるに座り、だんだんパンツとおむつの違いもわかるようになってきて、少しずつ段階をおってできるようになっていく姿を見せてもらえていることがとてもうれしく思います。

こうして人はおむつ以外のところで排泄をしていくようになるんだなぁと思います。
わたしも昔こういうことを繰り返しながら、トイレに行けるようになったんだなぁと思います。

子どもと一緒にいることはとても大変なことも多いけれど、自分がすでに当たり前にしていることを獲得するまでの流れ、その姿をすぐそばで見て行けることはとてしあわせなことのように思いました。

赤ちゃん感はすっかりとなくなってきてしまい、寂しい気持ちはあるのですが、少しずつ色々なことを獲得して行っている姿をそばで見ていられていることを心の中の蓄えとして大切にしていきたいと思います。

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