クラニオセイクラルセラピー

クラニオセイクラルセラピーは、日本語で頭蓋仙骨療法をいいます。

アメリカのオステオパシー医であるジョン・E・アプレジャー医師が開発した手法です。

脳から脊髄を通って流れている脳脊髄液の流れを整えるものです。そっと寄り添うようなやさしいタッチが、からだの奥深くまでとけ込んでこわばり、緊張を解放します。解放され、ほぐれてくると海の波のようなリズムの脳脊髄液の流れが整ってきます。そしてからだとこころに深いリラクゼーションをもたらします。自律神経は安定し、自然治癒力を高めます。

からだにやさしく触れて行われるこの療法は、赤ちゃんからご高齢の方まで受けられます。

 

わたしがクラニオセイクラルセラピーと出会ったきっかけ

わたしがはじめてクラニオに出会ったのは、29歳のたんじょうびのごほうびにある助産師さんのところに伺った時でした。
とってもやさしいタッチングで、体も心も緩み、施術が終わる時には涙が出ていました。疲れや緊張が溶けていって、ぐっと眠りに落ちてもいました。セラピーが終わって、助産師さんとお話をしている間にも感情がどっと解放されて、涙が止まらなくなりました。そして、自分自身のからだがとてもがんばっていたこと、とても気を張って毎日を過ごしていたことに改めて気づくことが出来ました。わたしは自分のからだとこころを見つめ直し、そこからご縁がつながって、わたしもお手当を学び、お手当をするようになりました。
クラニオを学んでから、本当に手が持っている力のすごさを感じるようになりました。目に見えないことをどんどん手は感じます。お手当をしている方をみているけれど、自分自身のこともみます。手で触れてつながって、まあるい中にいっしょに包まれているようなイメージになります。あたたかくて、とても穏やかな気持ちになり、いっしょにリラックスします。
 

日ごろから、疲れを溜め込んでいる方、溜め込み過ぎて逆にそれに気づかずにがんばっている方も多いと思います。リラックスしたい方にはとてもおすすめです。また妊婦さんも、日に日に大きくなっていくお腹に体勢が辛くなったり、マイナートラブルでお困りの方も多いと思います。そんなお困りの妊婦さんにもぜひ受けていただきたいです。おかあさんがリラックスするとお腹の赤ちゃんも同じようにリラックスします。そしてお腹もきれいにまんまるになったりします。