春から初夏

季節がすっかりと春から初夏になってきました。
近くの公園の緑がとてもきれいで歩いていると気持ちがいいです。
もう少しで引越しをして1年になります。
この一年は、季節の変化を公園を歩く中でより感じられるようになったと思いました。
緑が多く生い茂る時には、とても距離を感じていたのが冬の頃には逆に近くに感じたりと視覚的な変化でこんな変化が起こるのだなということも知りました。

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この春からわたしの仕事に大きな変化がありました。
これまで長く続けていた区の新生児訪問のお仕事から離れることにしました。
その代わりにわたしが出産をした助産院で、週3回ですが入らせていただくようになりました。
これまでは産後のおかあさん、赤ちゃんばかりでしたが、久々に妊婦さんやお産に立ち会わせていただけるようになって、とても楽しくお仕事をさせていただいています。
自分が妊娠中だった時のことを思い出したり、健診中にその気をつけていたことなどをお話させていただいたり、何度か健診でお会いしていた方のお産に立ち会わせていただき、「お産はこんな感じだったなぁ〜」と助産院でのしあわせなお産にしみじみしていました。
助産院の先生からお産のこと体のことについてお話が聞けるのもとても勉強になります。

やはり妊娠中から養生、体が作りがとっても大切になります。
わたしは妊娠中にこれをとても楽しんでできていたと思います。体は手をかけた分だけちゃんと応えてくれますし、その変化を体感できるとモチベーションは上がり、とてもそんな自分を誇らしく思えたこともありました。
自分のことをそうして肯定的に見ることができていたことは、人生の中であまり多くなく、お腹の赤ちゃんともつながることができていたこともあり、それだけにとてもいい時間だったと振り返ることができます。

そんな風に妊婦さんたちに感じてもらえるといいなぁと思います。。

またおっぱいのケアにも入らせていただいています。
そこで卒乳のケアで来られる方も多く、その度にどのようにして終わりを迎えられたのかをお聞きしています。
もうすぐで2歳5か月になりますが、授乳を終わりにするきっかけも特になく、
最近よく「ぱいぱい、おいしいよ!」とニコニコしながら言ってきて飲みに来るようになった姿がまたかわいくて、「そうかそうかぁ〜、うれしいよ〜」と飲ませています。
その時間は愛おしいのですが、夜中や朝方に「ぱいぱい!」と服をめくられ上に乗って来られると「苦しい!」「寒い!」と文句を言いながら飲ませていることもあります。その時には辛さも感じるのですが、だからと言って止めたいということでもないという流れで、いろいろな方の卒乳の経緯を聞かせていただきながら、いつかの日のことを思っています。

わたしの助産師としての新しいはじまりをひさびさに迎えることができました。
助産院でいろいろな方と出会うことになると思います。その一つ一つを大切にして、楽しんでいきたいと思います。

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