かぞくのアトリエ おやこきょうしつ 2017.1.17

先日17日に、代々木のかぞくのアトリエにて、おやこきょうしつの1さいクラスへ「お手当てのこと〜そっと触れること〜」というテーマでお話をさせていただきました。

子どもたちの生活リズムに大切な、動と静の繰り返しのリズムのことをお伝えしたかったこともあり、動の時間としてタッピングタッチをお伝えしました。そして静の時間として、普段わたしがお手当てをさせてもらっているクラニオのことを少しお伝えさせていただきました。
子どもたちがどのようなことを求めていることのかも含めて、お手当ての良さなどをおかあさんたちにお話させていただきました。
タッピングタッチを始めてみると、「体があったかくなってきた〜!」「このまま眠れそう〜」という声が聞こえてきました。おかあさんたちの表情が緩んでいるのがわかりました。
静の時間になると、一緒に子どもたちもごろんと横になっている姿が見られました。
時間は、ほんのひと時だったかと思いますが、育児やおうちのことなどで大変な毎日を過ごされているおかあさんたちに、ホッとしていただける時間になっていたらと思います。心地よさをおかあさんが感じていただけると、お家でもお子さんに触れてもらうことにもつながるかと思います。
日常の出来事は記憶することはまだ難しいですが、肌のぬくもりは記憶にとどめておくことができる今から、たくさん触れていただきたいと思います。
たくさん触れてもらって、愛情をたくさん感じると、これからどんどん大きくなって外の世界に出て行くようになった時に、自信を持って出て行くことができるように思います。
これからも、おかあさんたちに触れてもらうことをお勧めしていきたいなと思います。触れることで、おかあさんも癒されると思います。きょうしつの間にも、「大人になってから、こんな風に触れてもらうことはないと思います。きっとこうして触れてもらうことで、小さかった時にお母さんとかが触れてくれていた、心地のいい記憶が蘇るのかもしれないですね。」ともお話ししていました。やはりどんなに大人になっても、その温かいやさしい記憶がいつまでも残るのだろうなぁと思いました。こういうやさしい記憶をたくさん残していきたいなぁと思われる方も多いのではないかと思います。
気になるところに、そっと手を当ててあげるのでいいと思います。
おかあさんの手は、魔法の手です。子どもたちが、一番だいすきな手だと思います。